地元の人々からは「影守(かげもり)」と呼ばれている鬼瓦の屋根に、黒漆喰の壁、重厚な観音開きの扉が印象的な、蔵造りの商家。このような歴史的建造物が数多く残るこの一帯は「蔵造りの町並み」と呼ばれて親しまれています。
御影石の石畳が敷かれた道に、大正~昭和初期の風情を感じさせるレトロな建物が立ち並んでいるこの通りは「大正浪漫夢通り」。頭上にたくさんの鯉のぼりが泳ぐ様子は川越の春の風物詩となりました。
ふがしなどの素朴なお菓子や飴細工が有名な菓子屋横丁。色とりどりのガラスが散りばめられた石畳や、昭和レトロな郵便ポストなど、見て食べて楽しい人気スポットです。
「川越大師」として親しまれている喜多院は、建物の多くが国の重要文化財として指定されており、貴重な美術工芸品も多く所有されています。計538体もの石仏で様々な表情を表した五百羅漢も有名です。