深井屋の心

深井屋は、鶴瀬の老舗鰻屋にて修行を重ねた店主が昭和59年に狭山にて開店しました。以来、たくさんの方々にお越しいただき、おかげ様で今ではお昼の営業時間の途中で売り切れることもしばしばですが、常に大切にしているのは「1人の職人が手作業でお作りする」ことです。皆様に「美味しい」と喜んでいただくために裂き、串打ち、焼き 全ての工程を職人が行い、手間暇かけて毎朝仕込んでおります。是非、当店自慢の鰻をお召し上がりください。

味わいを生み出す極上の食材

鰻

当店で取り扱う鰻は、長年懇意にしている問屋さんから、プロの目で選りすぐった上質な鰻を仕入れています。常に美味しい鰻を提供するため、あえて産地にはこだわらず、季節やその年の生育状況等に応じて変えております。

米

地元埼玉産のコシヒカリを使用。粒がしっかり立っており、たれがよく絡むような粘りが少ないお米です。鰻のたれと絡んで甘味が増す、うな重・うな丼に最適なお米です。

たれ壺

山椒

たれ

「たれはお客様がつくるもの」。鰻屋のたれの味は、たくさんのお客様からご注文をいただくことで鰻の旨味がたれに溶け込み、美味しさを増します。こだわりのたれは、修行元である「鶴瀬 山喜」から受け継いだもの。濃口醤油やみりんなど、たれの材料を一時間近く強火で煮込み、扇ぎながらつきっきりで行うたれの仕込みは他の作業をせずにひたすらたれづくりに集中するほど重要です。こうして出来上がったたれを、沢山のお客様によってさらに美味しくしていただくことで当店の鰻が完成するのです。

山椒

山椒は紀州和歌山から取り寄せた、味・香りともに最高級のもの。上品な山椒らしい香りが鼻を抜け、ピリッとした山椒の辛さもあることで鰻の美味しさをより引き立てます。

串打ち3年、裂き8年、焼き一生

昔からこのように言われている通り、鰻を調理する技術は大変難しく、危険も伴います。皆様に提供するうな重の調理の裏側を少しだけご紹介します。

裂き

活きの良い鰻を手早く裂きます。鰻は皮も身も固いため鰻専用包丁を使い、こまめに刃の手入れをすることで切れ味を保っています。

串打ち

「串打ちは3年どころでは習得できない」と店主は言います。串の方向を定めるのが難しく、誤って爪の間に入ることも。身が縮むことを考え、鰻ごとの身質の違いを見ながら集中して串打ちの作業を行います。

焼き

うちわで扇ぎながら温度を調節して焼き上げます。この時、焼き場の温度は50度以上になることも。絶妙な鰻の焼き具合は経験で見極めます。

蒸し

ふっくらした鰻の食感を出すために欠かせない作業。蒸すことで身が柔らかくなることに加え、余分な脂を抜くことでたれが浸み込みやすくなります。

たれ付け

一回目のたれ付けでは色を付け、二回目のたれ付けでは香ばしさ、三回目で照りを出します。しっかりと焼き目が付いたら完成です。

こんな時に

川越観光に

江戸時代にタイムトリップしたかのような川越の歴史情緒あふれる町並みをお楽しみいただいたら、お昼は是非深井屋でごゆっくりとお過ごしください。

川越観光のご案内

ご友人・親戚同士のお食事会に

ご友人・親戚同士のお食事会に

当店は、仲の良いご友人同士や、親子でご利用される方、少人数での親戚とのお集まりといったお客様も多くいらっしゃいます。美味しい鰻を囲んでお話に花を咲かせてみてはいかがですか。

大切な記念日

誕生日や結婚記念日など、 お祝いごとでいらっしゃった方にはささやかながらプレゼントをご用意させていただきます。事前にご予約いただき、ご予約時にお伝えください。

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